それ本当にお得なんですか?業者は語らない太陽光発電システム4つのデメリット。
どうも!マイホーム塾の安山です。
太陽光発電って本当におトクなの?
そう悩んでいるあなたにぜひとも読んでもらいたいです、この記事を!!
業者はメリットしか言いません。
デメリットについては自分で調べて、自分で決断するしかありません。
ぜひ参考にしてくださいね!!
デメリット1:太陽光発電は本当にエコなのか?
太陽光発電=エコ
そういうイメージはないでしょうか?
でも、太陽光発電システムって本当にエコなのでしょうか?
ヤスヤマ
少し見方を変えると疑問がわいてきます。
自家発電するので購入する電気が少なくなるの怪
太陽光発電システムによって自家発電ができますよね。その電気を使うことで、電力会社から買う電力は少なくて済みますよね。家計を預かる身としては助かりますよね。
(その分、初期投資をかなりしているんですが・・・それは置いておきましょう)
でも、ちょっと待ってください。
買う電気量が減っただけで、使う電気量は減っていませんよ?
ヤスヤマ
買う電気量が減って電気代が安くなることはエコではありませんよね?
さらに
☑設置に補助金が出る
☑作った電力を高額で買い取ってくれる
のは、エコだからではありません。国の政策だからです。
本音を言えば、電力会社は電力の買取をしたくない。
手間もかかる
事故の危険性もある
でも、国策だから仕方なく買い取っています。
自家発電するので原発に頼らなくてすむの怪
太陽光発電が増えれば、原子力発電所が不要になる。
評論家
そういう意見も多数あります。
でも、残念ながら、今の技術では太陽光発電で安定した電力をまかなうことは難しいです。
電力の安定供給は、快適な暮らしにとってはと~~~っても大切なポイントです。
当たり前すぎて、現在の私たちには分かりづらいかもしれませんが。
地震や災害などで停電を経験された方なら分かりますよね。
ここに関しては多くの反論もあるのは承知で言っちゃいます!!
ヤスヤマ
私の意見としては、まだまだ技術的に安定した電力供給ができない現状では、太陽光発電が増えたとしても、すぐには原子力発電所は減らない。
そう思います。
有害な物質を出さないの怪
太陽光発電は発電する時には、有害な物質を出しません。
でも、それは発電する時だけの話です。
太陽光パネルを作る時には有害物質を出しています。制作工程ではそれなりに環境破壊につながるような行為もあり、有害物質も発生させています。
それは廃棄時もそうです。
太陽電池モジュールについては、現在も有効なリサイクル方法がある訳ではないのです。そもそも、リサイクルの義務化すら法で定められていないようです。
これで本当にエコ設備と言えるのでしょうか?
「持続再生可能なエネルギー」と言うには、少し疑問が残りますね……
デメリット2:太陽光発電は本当に耐震強度大丈夫なのか?
太陽光発電システムは耐震面で問題ありません!
営業マン
というサイトをよく見ます。
間違いではないかもしれませんが・・・
正しくもないと思います。
まず、耐震強度において屋根の重さはひじょ~~~に重要なポイントなんです。
耐震リフォームの補助金制度でも、
屋根の軽量化
という項目は認められています。
いやむしろ、メインですらあるぐらいです!!!
ヤスヤマ
それなのに、
耐震強度には問題ありません!
営業マン
って言い切ってしまうのはどうなんでしょうか・・・
太陽電池パネルってトータルで250~500kgぐらいになります。
それだけの重量が屋根に乗っている家と乗っていない家を比べたら……パネルを乗せていない家のほうが『耐震強度は高い』と言えるんではないでしょうか。
もしあなたが、既存住宅に太陽光発電システムを導入しようと考えているのでしたら、私なら全力で止めます!!!
太陽光パネルって日当たりの良い南側の屋根にだけ設置しますよ?
でも、南側ってリビングにされる家がほとんどですから、耐力壁としては見なされない開口の大きな窓の場合が多いですよ?
大規模地震が起こったら、その重量に耐えられますか?
ヤスヤマ
かなりキツイです。
屋根の重さが耐えられるだけの(耐力)壁量を計算しなくてはいけません。
最近では、
☑筋違いがほとんど入っていない間取りの家なのに
☑陶器瓦のような重い屋根材を使っている家なのに
☑耐震計算もしないのに
発電のメリットだけ説明して、300kgも400kgもある重量の太陽光パネルを売りつける業者が増えています。
家の耐震性というものを考えると怖すぎます!! ヤスヤマ
太陽光発電を検討される方は、値段で比較する前に、耐震性のこと(屋根の総重量や構造計算)まで説明してくれる業者かどうかをまず見極めて下さいね。
デメリット3:太陽光発電は本当にメンテナンス費用がかからないのか?
太陽光発電システムはメンテナンス費用がかかりません!!
営業マン
というサイトもよく見かけます。
いえいえいえ・・・
世の中に消耗・劣化しないものは(土地以外には)ありませんよ!!!
そんな事を言う業者からは絶対に買ってはいけませんよ~。あとで後悔しますから。
ヤスヤマ
きちんとデメリットを説明してくれる業者が本当に良い業者さんではないでしょうか?私はそう思います。
パネル本体
まず、パネル本体から。
太陽電池の表面は強化ガラスでできています。そのため、寿命は20年以上と言われています。
ですが。
浅川太陽光発電所さまのサイトを見ていくと・・・
発電を開始して10年目に入った頃から、太陽電池の破損が始まりました。
とあります。
詳細の説明はサイトを読んでいただければ、と思いますが。
重要なポイントは、施工ミスや製造時のミスが原因のケースもありますが、
自然環境等による破損
が原因のケースも増えてきているということです。
強化ガラスだけでなく、フレームだってアルミなんですから寿命がありますしね。
永遠の命なんてこの世に存在しないのです。
パワーコンディショナー
太陽光パネルで発電した電流は直流電流です。
その直流電流を家庭でも使えるように交流電流に変換しなければいけません。
その変換を行うのが、パワーコンディショナーです。
アンフィニ株式会社のもので、
■価格:250,000円~450,000円
■定格出力:4.0~5.5kw
■家庭用でも10kw程度の発電システムを設置されることもあるので、2台必要
家電と同じなので寿命があります。
画像にも記載されていますが、これだと屋外につけます。そのため、雨風にさらされます。壊れます。
だいたい10~15年ぐらいと言われています。
でも、そんなこと、業者は絶対に教えてくれませんよ?
だって、言ったら買わないかもしれないでしょう?だったら言いません笑!!
ヤスヤマ
他にもこんなものも寿命がありますよ?>>>
メーター
買電メーター:あなたが電力会社から買っている電力量を計るメーター
売電メーター:あなたが電力会社に売っている電力量を計るメーター
このメーターは法律により、10年ごとに取替えなければいけません。
でも、取替え費用が誰持ちになるのかは、電力会社によって違うので、きちんと調べてみてくださいね。
1. 売電メーターは電力会社所有で取替え費が無償
メーター本体費用も取替え工事費用も電力会社が負担してくれます。
東京電力・北陸電力・中部電力
2. 売電メーターは電力会社所有で取替え費はお客様負担
メーター本体費用は電力会社が負担してくれますが、取替え工事費用はあなたが負担します。
関西電力・九州電力・沖縄電力
3. 売電メーターはお客様所有で取替え費もお客様負担
メーター本体費用も取替え工事費用もあなたが負担します。
北海道電力・東北電力・中国電力・四国電力
※参考にしてください。
デメリット4:太陽光発電は本当に10年間電気が売れるのか?
太陽光発電システムで作った電気は、送電線を使って近隣エリアの家庭に送られ、利用されます。
つまり、ご近所さん、ですね。
でも、ご近所さんに太陽光発電システムを導入した家が増えると・・・
せっかく作って売った電気を使ってくれる相手がいなくなるという事態に!!
そうなると、電力会社が買い取る電気量を抑制します。
実際に九州地方では起こりました。
じゃあ、遠くまで送ればいいんじゃない!
って思ったあなた!!ざんね~~~ん。。。
電気は、あまり遠くまで送ると電気抵抗によって無くなってしまうんですね。だから、ご近所さん、にしか使っていただけないんですね。
ちなみに、なぜ10年間か?というと。売電契約を結ぶ時に約束されているからです。
「10年間は○○円/kWhで買います」という風に。
ですが、10年後の単価については、誰にもわかりません。
そもそも買ってくれるかどうかさえも・・・
これはもう、仕方ないので期待しないほうがいいですね。
太陽光発電4つのデメリット・・・まとめ
いかがだったでしょうか?
“業者が語らない”太陽光発電システム4つのデメリット。
あなたはいくつ知っていましたか?
- エコ設備のわりにエコじゃない
- 耐震強度に影響を与える
- それなりにメンテナンスコストもかかる
- いつまで電気が売れるか誰も分からない
あなたがこの記事を読んでくれているということは・・・
太陽光発電システム入れようかなあ?
と検討中だと思います。
でもね、ちょっとだけ待ってください。
世の中には完璧なものなんてありません。常に、メリットがあれば、デメリットがあります。太陽光発電にもデメリットはあります。
大切なことはバランスです。
マイホーム購入はどこまでいってもバランスが大切です。
あなたにとって「メリットがデメリットを上回るのか?」見極めるポイントにしてくださいね。
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では、また!
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