床暖房ってどうよ?メリットとデメリットを比較してみた
どうも!マイホーム塾の安山です。
寒い冬は、早く温かいマイホームに帰りたくなってしまう。
温かいマイホームって物理的にも温かくないとイミない!
じゃあ、床暖房しちゃう?
やすやま
でもね…
床暖房。
それは、マイホーム計画で一番最初に希望であがるもの。
床暖房。
それは、一回目の見積りがでると一番最初に希望から外されるもの。
そんな床暖房のメリットとデメリットをまとめてみたので、どうぞ!
床暖房の種類
床暖房には大きくわけて
■電気ヒーター式
■温水循環式
の2つがありますよ。
詳しく説明するので、どうか読み飛ばさないでね(笑)。
やすやま
電気ヒーター式床暖房
電気ヒーター式床暖房は、床下にヒーターを内臓したパネルを設置しています。電気によってヒーターが発熱し、床面を直接暖めます。
電気ヒーターには4つの方式がありますよ。
■電熱線ヒーター・・・発熱体の熱線部分に電気を通して発熱する方式
■カーボン式・・・発熱体がカーボン(炭素繊維)のヒーター方式
■PTCヒーター・・・自己加熱抑制機能を持ち、ムダな発熱を抑える方式
■蓄熱電気ヒーター・・・深夜電力を利用しヒーターを暖め、蓄熱材に熱を溜め込む方式
温水循環式床暖房
温水循環式床暖房は、電気、ガス、灯油などの燃料でお湯を沸かし、その温水がパイプを循環して床面直接暖めます。
この温水循環式床暖房には、
▶電気温水式
▶ガス温水式
▶灯油温水式
の3つの種類があります。1つずつ見ていきましょう。
電気温水式床暖房・・・電気でお湯を沸かす方式
①エコキュート使用・・・割安な深夜電力を利用
②ヒートポンプ使用・・・ヒートポンプ(空気の熱を冷房や暖房等に有効活用するシステム)を利用
③太陽熱利用・・・太陽熱で得た温水をガスや灯油ボイラーで再加熱して利用
ガス温水式床暖房・・・ガスでお湯を沸かす方式
①給湯器利用・・・給湯時の廃熱を利用
②ガスボイラー利用・・・床暖房専用のボイラーを利用
③エコウィル利用・・・発電機で発生した排熱や電力を利用
灯油温水式床暖房・・・灯油でお湯を沸かす方式
灯油ボイラー利用・・・床暖房専用のボイラーを利用
電気ヒーター式床暖房のメリット
電気ヒーター式床暖房のメリットって何なんでしょう?
やすやま
それは、『温水式床暖房』に比べたら
初期費用が安いってこと。
熱源がいらないですからね。基本的には暖房パネルを設置するだけだから工施工も簡単ラクチン。
あと、メンテナンス費用もそんなに高くないのもメリットかなと思います。
ヒーターの寿命は建物と同じぐらいって言われています。
交換になっても初期費用が安かったように、交換費用も安くすむのがGOODですね。
電気ヒーター式床暖房のデメリット
まあ、それは
ランニングコスト(電気代)が高い
ってことですね。
エコキュート利用の電気温水式床暖房に比べたら
なんと4倍
ランニングコストがかかる~~~~~!!
ガス温水式床暖房と比べても2倍!!
※注意※
電気蓄熱式だけは、初期費用が高く、逆にランニングコストは低めになります。
温水式床暖房のメリット
電気ヒート式床暖房に比べたら
ランニングコスト(電気・ガス・灯油代)が安い
ということがメリット。
ガス温水式だと、それ以外にも
■温水の最高温度が高く、輻射熱で部屋全体が暖かい
■スイッチをいれてから、暖まるまでの時間が早い
■給湯器がコンパクトですむのに、パワーがある
ってメリットがある。
温水式床暖房のデメリット
じゃあ、温水式床暖房のデメリットって何でしょうか?
やすやま
まずは、初期費用でしょう!
やっぱりかかります。広さや種類にもよりますが、50~100万ぐらいはかかってしまいますね。。。
そして、メンテナンス費用も高めです。温水パイプは30年以上使用できることが確認できてるそうだけど。。。
でも、
▶ガス給湯器
▶エコキュート
▶ヒートポンプ
▶コントローラー
だいたい寿命があるんですよね。
聞いたことありますか?
床暖房を導入されている人は教えてもらっていますか?
だいたい10~15年ぐらいで交換ですよ?
知っていますか?
循環する不凍液の補充や交換だって必要ですよ?
知っていますか~?
知らずに導入されている人が多いのにいつも驚きです!
担当者がちゃんと説明しないんでしょうか?
やすやま
床暖房のメリットとデメリット
じゃあ、結局、床暖房ってやったほうがいいの?やめたほうがいいの?
って悩んでしまいますよね。。。
では、ここでもう一度考えてみましょう!
床暖房のメリット
とにかく快適!部屋全体を優しく暖める効果
足元って寒いんですよね~どうしても。でも暖かい空気は上に上がってしまうから、足元を暖め続けるのは難しい。
でも床暖房なら足元から優しく暖めてくれるから快適すぎ!
しかも、
足が床に接する時に伝わる「熱伝導」に
床からの赤外線の熱が空気を暖める「輻射熱」と
床から暖かい空気が上へ移動する「自然対流」が起こり、
部屋全体を暖めてくれるから最高!
室内の空気も汚さず、無音
熱源などが室外になるから空気も汚れないし、室内は騒音もしない。
結構ストーブとかエアコンとかってけっこう音するから。
立ち上がりのエアコンって風の音が強いですからね~。
ホコリが舞い上がらず、空気がキレイ
エアコンみたいに風を起こさないから、ホコリを巻き上げず空気がキレイに保てるよ。
必要な熱量は小さいため省エネ
空気を暖めるストーブやエアコンに比べると必要な熱量が少なくて省エネなのね。
床暖房のデメリット
初期費用がかかる
さっきも書いたけど、やっぱり導入にお金がかかる。
電気ヒーター式のほうが安いと言っても、かかるものはかかる。
ランニングコストもかかる
温水式のほうが安いと言っても、かかる。
ここは、別の暖房器具を使った場合と比較して、高くなる場合と安くなる場合がある。
けども、やっぱりピンポイントじゃなくて部屋全体を暖めるわけだから、効率的ではない。
メンテナンスも必要
不凍液を交換したり、部品や熱源を交換したりなど。
一度故障しちゃうと、エアコンよりは費用がかかる。
交換となれば、もっとかかる。
意外だけど乾燥する
床暖房は乾燥しにくい、という説明をよく見ますが。
乾燥はしますよ。
やすやま
これは私が実際に体験した実感。
要するに、快適だけども
お金がかかる!
ってわけですね~床暖房は。
床暖房じゃなくって床下エアコン、知っていますか?
床暖房じゃなくて、床下エアコンって知っていますか?こんなヤツです↓ ↓ ↓
ヤスヤマ
じつは、床暖房のような床下断熱工法よりもメリットが多いと言われている
基礎断熱工法!
この基礎断熱という考え方が普及してきた中で、床下エアコンも注目され始めてる!!
基礎に断熱材を施工する住宅で使われる暖房システムなのです。
床下もひとつの室内]として考えていて、床下にエアコンからの温風を送って1階の床下から床面を暖める。[/keikou
プラス、床に設けた空気口から各部屋にも温風を送る。すると、家全体に緩やかな対流を起こして、家全体が暖まる。
もちろん暖房だけじゃなくって、断熱システムと換気システムと暖房システムの3つの計画が大切。
そして、そのシステム作りにもお金はt多少かかる。
でも、普通の家(床面積40坪ぐらいまで)なら
15畳用エアコン
で十分足りるというなんともローコストな暖房システムなのです。
もちろん初期費用だけでなく、ランニングコストも安く済みますからね!これは、かなりおトクな暖房システムなんです。
床下エアコンもっと知りたい人はコチラ>>>
床暖房のメリット・デメリット・・・まとめです
床暖房あれば快適ですよね?それは間違いない!って私も思います。
でも、最大のデメリットは
金喰い虫
ってことなのです!
お金がかかりすぎる(泣)
買う時も買った後も!!
ギリギリの住宅ローンを組む人は絶対に止めておきましょう!
やすやま
その点、床下エアコンはそのデメリットをかなり補う新しい暖房システムだと思います。
どうですか?もしあなたがマイホーム建てるなら、この『床下エアコン』考えてみません?
▼床下エアコン、詳しく知りたい人はこちら▼
では、また!
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Comment
いろんな情報、参加になります。ありがとうございます。
一つコメントですが、あちこちにシュミレートとかシュミレーションという言葉をお使いですね。日本人がやりやすい間違いなのですが、正しくは
シミュレート
シミュレーション
です。重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、せっかくの良い記事なので、修正されてはいかがでしょう?
そうですね(笑)
訂正しておきますね。
ありがとうございます!