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リノベーション本当の意味、誤解してませんか?リフォームとの違いも徹底解説。

 
リノベーション工事・ハンマー
この記事を書いている人 - WRITER -

最近よく耳にする『リノベーション』という言葉。

 

でも

「リフォームとの違いって何?同じような意味合いなんじゃないの? 」

 

なんて思っている人、実は多いんじゃないでしょうか。

 

リノベーションとは?

リフォームとの違いは?

リノベーションの本当の意味って?

 

そんな疑問に私が詳しくお答えしましょう!!

ヤスヤマ

 

リノベーションは不動産価値の再構築!!

 

例えば、既存の一戸建て。

トイレとかキッチンとかお風呂とかを新品に入替るだけならリフォーム。

耐震補強したり

断熱改修したり

段差をなくしてバリアフリーにしたり

開き戸を引き戸に替えたり

旧い水道・電気・ガスの配管を取り替えたり

そこまでやったらリノベーション!!

 

 

1.リフォームとは

 

リフォームとは、老朽化した建物を新築の状態に戻すことを言います。

 

基本的に、壊れていたり、汚れていたり、老朽化していたりする部分を直したり、綺麗にしたり、新しくしたりすることを指します。

 

例を挙げると・・・

◆外壁の塗り直し

◆システムキッチンやユニットバスの入れ替え

◆壁紙の張り替え

なんかが分かりやすいでしょうか。

 

イメージとしては、

マイナスの状態→ゼロ(元)の状態

に戻すための機能の回復、という意味合いを持ちます。

古くなった設備や内装を新しくしたり、間取りを変えたりするなど、「住まいの改修」全般を表す言葉として最もよく使われています。

 

 

2.リノベーションとは

 

リノベーションとは、既存の建物に大規模な工事を行うことを言います。

 

リノベーションをすることで、経年に伴い、時代に合わなくなった建物の機能や性能、デザインを、時代の変化や住み手のライフスタイルに合わせて『建て替えずに』新築時以上に向上させます。

 

つまり!! リノベーションとは、機能や性能、デザインを新築の状態よりも向上させることで快適な暮らしを実現し、不動産としての価値を高めること、を言います。

ヤスヤマ

 

具体的には、

耐震性・耐久性を向上させるため

◆冷暖房などのエネルギー節約のため

◆IT化など変化する建築機能への対応のため

デザイン性を高めるため

◆住環境を現代的なスタイルに合わせるため

等の理由で行う間取りや内外装の変更、のことです。

 

どうでしょうか?

少しは『リノベーション』の意味が分かりましたか?

 

最近は、リノベーションという言葉は、

古い建物自体の良さを活かしながら

水道・電気・ガスの配管や住設備など旧いものは全面的に刷新し、

時代に合わなくなった機能や性能を新築時以上に向上させ、

住まい手の好みやライフスタイルで間取りやデザインを変えたりすることにより、

既存の住宅に『新たな付加価値』を生み出す手法』

というような意味合いとしてよく使われています。

 

 

3.リフォームとリノベーションの違い

 

でも最近は、2つの言葉の使い分けはかなり曖昧になりつつあって、両者の厳密な定義や線引きはもはや無くなってきつつあります。

ヤスヤマ

まあ、それは不動産業界が悪いんです。

水回り設備を入れ替え、壁紙も張り替え、フローリングも張り替え、ぐらいで『リノベーション物件!リノベーション物件!!』と言いすぎなんで。

 

ちなみに、国土交通省では、

リフォーム・・・新築時の目論見に近づくように復元する
リノベーション・・・新築時の目論見とは違う次元に改修する

と定義づけられています。

 

英語で『renovation』とは、『革新、刷新、修復』を意味します。

ちなみに、『reform』は和声英語であり、英語圏で『住まいの改修』を表す時は『renovation』を使います。

 

日本での「リフォーム」の意味として使うとすれば、『repair』が近いのかな?と思います。

ヤスヤマ

 

リフォームが、マイナスの状態からゼロの状態に戻す機能の回復という意味合いに対して、
リノベーションとは、プラスαで新たな機能や性能、デザインを向上させ、不動産に付加価値を生み出すという意味合いを持ちます。

 

今から下記の3点の視点より、違いを見ていきますね。

◆工事の規模
◆住まいの性能
◆工事費用

 

リフォームとリノベーションの違い:工事の規模

 

・リフォームの場合:比較的小規模な工事が多くなります。

設備の変更や修繕

システムキッチン・ユニットバスの入替

壁紙の張り替え

 

・リノベーションの場合:大規模な工事となります。

間取り変更←壁とか扉の取り壊し、壁の再造作がある

水道・電気・ガスなどの配管の取替←つまり床をひっぺがして入れ替える

断熱改修←断熱材を敷き詰める&気密性能をUPさせる

☑耐震改修←耐力壁を増やす

 

リフォームとリノベーションの違い:住まいの性能

 

・リフォームの場合:新築時と同等か以下の性能になる工事となります。

実際は、入れ替えた設備単独では新築同等になるかもしれないけれど、全体としてはリフォームしていない古いままの部分も多くあるわけで、同等にはならない気がします。

ヤスヤマ

 

・リノベーションの場合:時代の変化に合わせて、新たな居住スタイルに変更が可能で、新築時以上の性能になる工事となります。

こちらはどれだけお金をかけるか?で相当変わりますね。もちろんお金をかけたらかけた分だけ、新築時以上の性能になる訳ですが、費用対効果を考えてお金をかけたいですよね。

ヤスヤマ

 

リフォームとリノベーションの違い:工事費用

 

・リフォームの場合

マンションなら200~400万円

一戸建てなら400~500万円

 

・リノベーションの場合:

マンションなら700~1,000万円

一戸建てなら1,000~1,500万円

がボリュームゾーンになります。←私の経験ですが。

 

ここ数年は、新築マンションより価格が低いのに、立地条件は良く、デザインや間取りの自由度が高く、性能は新築以上になり、自分たちのライフスタイルに合った住まいを実現できる

 

『マンション×リノベーション』

 

が人気になんですよね。確かに、一戸建てのリノベーションはマンションに比べて手をかけないといけない箇所が多くあり、費用対効果の面でもかなり高度な知識と経験が必要となるので、マンションのほうが手軽!!

 

私が中古一戸建てのリノベーションをおススメしない理由はこの記事にかいてますので、読んでね!

ヤスヤマ

 

 

4.リノベーションの一種、コンバージョン

 

コンバージョンとは、住宅にオフィススペースを設けたり、オフィスビルを住宅に改修する等、用途の変更が伴うリノベーションのことを言います。

 

例えば、、、

☑少子化で廃校になった学校→オフィスや福祉施設

☑供給過剰となって多くの空室が発生している地域のオフィスビル→マンション

にしたり、などがありますよ。

 

 

リノベーションの意味、誤解していませんか?

 

リノベーションとは、住まい手のライフスタイルに合わせて機能や性能、デザインを向上させ、中古住宅の『不動産としての価値を再構築』すること。

今、いちばん新しいマイホームづくりのスタイル、こそがリノベーションと言えますね。

 

 

『マンション×リノベーション』をオススメしている私ですが、最近思うことがあります。

それは・・・

みんな、たぶん、、、リノベーションの意味を誤解している!!

 

 

『リノベーション=価値の再構築』

ですよね。

 

最近はリノベーションがブーム(古い?)になっています。でも、「リノベ、リノベ、リノベ、、、」なんか流行として消費されて終わっていきそうで怖いです。

 

 

リノベーションは単なるお洒落なリフォームという意味ではない

 

最近は、「リノベーション」という言葉の流行にあやかり、リノベーションをお金儲けの手段にしている会社がたくさんあります。そのため、リノベーションを単なるお洒落なリフォームと勘違いされている人が多いです。

 

新築至上主義の今までは新築ゴリ押しで、中古を潰してきたようなデベロッパー系の不動産会社も、最近はリノベーション市場に参入してきています。

そして、さんざん潰してきた中古を、今度は「中古がオススメですよ!」って売り込んでいます。

そう考えればずいぶん身勝手ですよね(笑)

ヤスヤマ

 

でも、人口減少と空き家問題は待ったなしの状態ですから、そういう時代の流れなんでしょうね。

 

 

けれども、リノベーションは単なるお洒落なリフォームではありません

 

 

リノベーションとは、古くなって価値が下がった物件を再生することです。再生された価値から生み出される利益は、本来、住まい手つまりあなたに還元されるべきものなのです。

 

だから、リノベーションする住まいは、あなた自らがプロデュースしなくては意味がありません

 

あなた自身が能動的にリノベーションに関わらないと、再生された価値から生み出される利益はあなたには還元されないのです。

 

ただ、業者に言われるがまま、決められらたものの中からチョイスしていくだけ。そんなリノベーションというのは本来の『リノベーション=価値の再生』の意味からすると、本質から外れているんです。

 

ただ、長い間、新築至上主義を掲げ、業界が率先して「新築の方が中古より優れている!」という考え方を推し進め、煽ってきただけに、急に「中古もいいですよ」と言ったことろで、誰も耳を貸しませんよね。

 

喜ぶ女性

中古の住宅をどれだけきれいにリフォームしたところで、所詮は中古。だれかのお古でしょ。

やっぱり新築がいいわ。

 

な~~~んてなってしまうので、「リフォーム」より馴染みのない真新しい感じのする「リノベーション」という言葉を使うほうが都合が良かったのです。

みんなが持つ「リフォーム」のイメージより更にお洒落な空間にして「リノベーション」と名づけただけなんです。流行の言葉を上手く使っただけなんです。

 

驚く女性

リノベーション?聞いたことないわ。どういう意味?不動産の再生!なんとなくオシャレっぽいわ!

 

なんて思わせて中古に消極的だった気分を煽りたいだけなんですよね。

リノベーション、という言葉を都合良く使っているだけで、本来の意味とは違うものなんですね。

だからみんなが誤解しているんです。

 

 

不動産業界、今度はリノベーション市場にも罠を仕掛けている?

 

確かに、中古市場の活性化は不動産業界にとってもみんなにとってもいいことです。

だから、この流れもある意味仕方が無いというか、業界としては正しい流れなのかもしれません。

 

けれども、デベロッパー系不動産会社、再販不動産会社、リノベーション会社が売り出す

  • リノベーション済み物件
  • パッケージリノベーション
  • 定額制リノベーション

 

これらは全てあなたが受け身であることを強いています。消費者にモノを売る感覚と同じように、リノベーションを『商品』として量産するためです。リノベーションを受け身でも買える『商品』へとアレンジしてきているのです。

そして、この受け身的なシステムに乗っかり「リノベーション」という『商品』を買わそうと罠を仕掛けてきているのです。

 

不動産業界が流通させようとする、こういうリノベーション済み物件、定額制・パッケージ制リノベーションは、リノベーションの本質的な意味からすると、

似ているけど別物でしょ!?

ヤスヤマ

という印象を私は受けてしまうんですね。

 

「新築こそNO.1」

そう洗脳してきた不動産・建築業界。今度は、リノベーションの意味すらも洗脳しようとしているように感じます。

 

▼リノベーション済みマンションの真実はこちら▼

 

 

あなたは、なぜ家を買いますか?

 

あなたは考えたことはありますか?

なぜ家を買うのか?を。

みんな買うから?結婚したから?子供ができたから?今が買い時だから?

なんか、どれもしっくりきませんよね、たぶん。

 

私が家を買う理由はひとつ。

 

自分の人生を豊かにするためです。

ヤスヤマ

 

マイホームは自分らしさの表現の場だと思っています。

ライフスタイル(=生き様)の実現の場だと思っています。

そして、あなたの人生を一生支える資産でないと意味がないと思っています。

 

マイホームの購入を考える上で重要なポイントは、耐震面などの命を守ること・健康(安全性)と安全性自分らしさを表現できるライフスタイル(快適性)不動産としての資産価値(資産性)を上手にバランスをとることだと言えます。

 

 

本当のリノベーションの意味・・・まとめ

 

マイホーム探しって、本当はもっと自由で楽しいものだと思います。

 

でも、新築至上主義時代以降の業界の古い考え方から、ただマイホームという『商品』を買う行為になってしまっているのがとても残念です。

もっと、あなた自身がマイホームを、自分の暮らし方をプロデュースできるはずです!そして、れを叶えてくれるツールが『リノベーション』ではないでしょうか?

 

不動産会社が、リノベーション会社が考えるのではなく、あなた自身が考え、不動産の価値を『リノベーション=再構築』するべきだと私は強く思います。そうでなくちゃ楽しくない!!

 

私のアドバイスする住まい探しは、

安全性とあなた自身のライフスタイル(=生き様)と不動産としての資産価値

この3つのバランスにいつも一番重きをおきます。

 

だから、マイホーム探しは自分探し、でもあるんです。

 

どれが欠けても、自由で豊かな人生にはならないと思いませんか?

ヤスヤマ

 

うん、うん!と頷いてくれたあなた!!

私と一緒に自由で豊かな人生を支えるマイホームをプロデュースしてみませんか?

 

 

 

 

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