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24時間換気システムって寒い~!でも、止めたら家の中が結露するから要注意。

 
24時間換気システム
この記事を書いている人 - WRITER -

こんにちは。

マイホーム塾の安山です。

 

ところであなたのおウチでは換気扇ってありますか?

まあ、ほとんどの家には普通ありますよね。

やすやま

ちなみにワタクシは年末の大掃除で一番嫌いなのが換気扇。

メンドクサイんですよね。。キライ。

 

で、そんなどこのおウチにもあるであろう換気扇。

特に冬って寒いから、止めちゃうんですよね!

 

でもね、ちょっと待って下さい。

寒いからって換気をやめちゃうと、家の中が結露しますよ?

窓がビショ濡れに・・・

壁紙とか、床のカーペットとか、クローゼットの中とかにカビも・・・

 

家の中を快適に保つためにも『換気』は重要です!!!

 

そして、意外かもしれませんが、『結露対策』にも。

しかも、寒くならない24時間換気システムもちゃんとあります。

(でもこれはどんな換気システムかによります。)

 

今回は、ハウスメーカーの営業マンが絶対に教えてくれない『換気』の真実に迫りますので、お付き合いくださいね。

 

 

24時間換気システムって何?

 

まず、24時間換気システムって何でしょうか。

 

平成15年(2003年)7月1日に施行された「シックハウス法」によって「24時間換気」が義務付けられました。

24時間換気システムは、その義務付けられた「24時間換気」を行うための換気機器のことを言います。

 

 

「シックハウス法」により、1時間あたり建物全体の空気を半分以上、外の新鮮な空気と入れ替えなければいけなくなりましたとさ。

で、住宅業界のほとんどのオジサマたちは、

施工方法も容易♪

費用も安い♪

「第3種換気」方式をこぞって採用しましたとさ。

 

換気方式についてはこちらをご覧くださいね。

換気工法

出典:https://sumai.panasonic.jp/air/kanki/24h/

 

第3種換気」方式では、

換気扇で室内の空気を強制的に室外へ追い出し

②その結果生じた差圧で自然給気口から室外の空気を取り入れる

といったやり方で、室内の空気の入れ替えを行っています。

 

普通の家はだいたいみんなコレです。建売戸建てとかローコスト住宅とかマンションとか、ほぼみ~~~んなコレです。

 

 

24時間換気システムってなんで寒いの?

 

では、どうして24時間換気システムは寒くなるのか?

 

簡単ですよね??

そうです。

 

 

 

外の空気が入ってくるから!!!

 

 

 

冬場であれば、外気の温度が2~3℃なんて普通です。

そんな冷たい外気を強制的に部屋へ送りつけてくるんです!

せっかく暖房器具で部屋の中を暖めても・・・

1時間で部屋の空気の半分が、冷たい外の空気と入れ替わってしまうんです!!!

 

寒くならない訳がない!!

 

 

24時間換気システムの寒さ対策は2つ!

 

じゃあ、どうすれば寒くなくなりますか?って聞きたいですよね??

では答えましょう!対策は2つ。

 

【24時間換気システム寒さ対策】1つ目はこちら。

 

「熱交換式換気扇」を使った「第1種換気」方式に変更する。

 

え?「第1種換気」方式って何かって?

では、もう一回コレ!

やすやま

 

換気工法

 

 

「熱交換式換気扇」を使った「第1種換気」方式では、

①室内の暖かい空気を室外へ追い出す

②その際に、その熱を回収・交換して、室外から取り入れる冷たい空気を室内温度に近づけて取り込む

というやりかたで、室内の空気の入れ替えを行っています。

 

だから、室内の空気が入れ替わっても、室内温度が下がりにくいんですね~。

 

 

▼熱交換式第1種換気、動画でも解説してみました▼

 

 

え?デメリットが知りたいって?

やすやま

 

 

デメリット。。。

 

 

それはね。。。

 

 

コスト。。。。

 

 

はい、お高いんです。

でも、毎日の冷暖房の光熱費なんかのランニングコストを考えれば、コスパは悪くないと思いますよ。

 

 

ちなみに断熱システムと換気システム、冷暖房システムをしっかりと計算して家を設計すると、エアコン1台でも快適な空間が実現します。

しかも、そのほうがランニングコストをお得にできちゃいます。

床下エアコンならそれを実現してくれます。

 

こういう家の設計をパッシブデザインといいます。

 

だた、そこまでの知識があってしっかり計算して設計・施工できる業者は残念ながら少ないですね。

 

【24時間換気システム寒さ対策】それでは、2つ目。

 

24時間換気システム

24時間換気システムを止める。←それかい!?というツッコミはなしで。

そうですね。

換気扇を止めたら、冷たい外気は入ってこないので、寒くなくなりますね。(当たり前!)

 

 

だ・け・ど、ですよ。

24時間換気システムを止める=換気を全くしない

 

 

つまり空気の入れ替えをしない。

 

 

 

どうなんだろ?全くしないのって。

やすやま

 

 

 

汚れた空気のままですよ?

気になりませんか?

ハウスダストとか溜まりそう。

ニオイも篭りそう。

湿気も溜まりそう。

・・・。

・・・。

・・・。

 

そうなんです!

換気をまったくしないと湿気が溜まるんですよね~。

 

 

ズバリ!!!

部屋の中が結露しますよ。

これは断言いたします。

 

 

24時間換気システム止めると結露が起こる原因と対策はコレだ!

 

なんで結露するのか?

それでは、分かっているようで分かっていない、あなたのために解説しましょう。

 

結露とは?

 

まず、結露って何?について説明。

空気中には水分が含まれています。(当たり前すぎてスミマセン)

で、空気は温度が高いほど、多くの水分を含むことが出来ます。

空気の温度が低いほど、少ない水分しか含むことができません。

 

温度が高くてたくさんの水分を含んだ空気が冷やされると・・・

空気中に水分を含めなくなってしまい、水滴へと変わります。

これが『結露』の正体なんですね。

結露の正体

出典:話題集め隊

 

結露の原因は?

 

暖かい室内の空気が、外気により冷やされた

に触れて、温度が下がります。

 

空気の温度が下がると、温度が高い時より水分を多く含めません。

含めなくなった水分が水滴となって壁や窓につきます。

 

↓↓↓こんなカンジです↓↓↓

窓の結露

画像出典:http://ymd-glass.com/

 

 

さらに。

室内の湿度によっても結露ができ始める外気の温度って変わってきます。

例えば、室内温度を20℃で見てみますね。

 

結露の発生する外気温比較表

シングルガラス ペアガラス
相対湿度50% 5℃ -23℃
    60% 9℃ -14℃
    70% 12℃ -4℃
    80% 15℃ 5℃

シングルガラスの場合。

室内の湿度50%なら、外気温が5℃で結露が発生しますね。

室内の湿度80%になると、外気温が15℃でも結露が発生しちゃうんですね。

 

つまり。

結露の原因は

 

室内外の温度差

室内の空気の湿度

 

だった訳なんですね。

 

結露対策には?

 

一番の対策は『換気』です。

 

はい。もう一回言います。換気』です。

 

 

窓や壁が動いている空気に触れていると結露は防げるからです。

部屋の空気を動かしておくためには『換気』が一番。

だから、24時間換気システムを止めてはいけなんです。

 

 

もし、換気を全くしなかったらどうなるのか・・・

 

冷たい壁や窓に接する空気は冷やされ続けて、どんどん結露は発生し。

カーペットや壁紙の下にはカビがびっしり!!

なんて事態になるかもしれません。

 

 

あとは、窓の断熱性能を高める!!

 

ペアガラスやトリプルガラスにすることで、窓の断熱性能を高めることができます。ただ、窓自体の交換はとても高額なリフォームになるので、あまり現実的ではないのも事実。なので、実現可能なリフォームとして『インナーサッシ』が超おすすめ。

 

 

24時間換気システムと結露の問題、まとめます

窓ガラス結露

 

「寒いから」

「音がうるさいから」

と24時間換気システムを止めたくなるかもしれませんが・・・

 

NO,NO,NO~~~!!

それはやってはいけませ~~~ん。

やすやま

 

24時間換気システムを止める=換気を全くしない

換気をしないと家中に結露が発生しますよ?

健康上にもよくないって分かりますよね?

 

ハウスメーカの営業マンに

寒かったら換気扇止めてもいいですよ♪

営業マン

なんて言われて鵜呑みにしてはいけません!!寒いからと換気を完全に止めてしまうのではなく、「数時間止める」ぐらいにしておきましょう。

 

 

マンションの場合、気密性はかなり高いのですが断熱性はそこまで高くない。だからと言って、勝手に換気扇を熱交換換気システムに変えることも出来ません。なので、

『インナーサッシ』

へのリフォームを検討してみてはどうですか?

 

もちろん、新築で建てる時には、

断熱システム

換気システム

暖房システム

の3つをバランスさせて設計してくれる工務店を選んでくださいね。

 

換気システムってどうしたらいいの?という方はこちらの記事をどうぞ▼

 

断熱材で悩んでいる方にはこちらの記事をどうぞ▼

 

 

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ヤスヤマ

 

 

では、また!

 

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