老後が心配だから買ったマイホーム!でもその家ほんとうに一生住めますか?
どうも!『資産になる家』研究家の安山です。
賃貸か?持ち家か?永遠のテーマでもありますね。
持ち家派の人の中には、老後の住居が心配、定年後も家賃を払い続けられるかが不安だから家を買う、という人実は多いです。
老後の不安を解消するため、35年の住宅ローンを組んで買ったマイホーム。
「これで一生安泰だ!」「もう老後の住居は困らないわね!」と思っていますよね、あなたは。
でもちょっと待ってください!
その家ほんとうに一生住めますか?
ヤスヤマ
あなたはまだ元気で、足腰も丈夫で、車にも乗れて、不便は何も感じていないかもしれません。
ですが、高齢者世代になると、今のようには動けなくなりますよ。車もそのうち乗れなくなってくるでしょう?
その時、不便な場所にある不便な間取りのマイホームは苦痛の種になりますよ。
だ・け・ど!!!マイホームを購入する30代の時に、夫婦二人暮らしとなる老後を想定した家は買えません!
普通の人はまず無理です。
と言うことは・・・
老後の住居が不安だからとマイホームを購入しても、いざ老後になってみるとその家には住み続けることが出来ないかもしれませんよね?
老後が心配だからマイホームを買う
不動産会社やハウスメーカーの営業マンはセールストークでよくこんな風にあおります。
毎月の家賃が勿体ないですよ?
営業マン
高齢になると賃貸物件は借りにくくなりますよ?
営業マン
年金生活になってからの家賃支払はかなりの負担ですよ?
営業マン
そして、彼らのそんなセールストークでその気になり、老後が心配だから、とマイホームを買う方実は意外に多いんです。
セールストークでその気にならなくても、「老後の住居が不安だから」という理由がマイホーム購入派の中にはわりといます。
マイホームを買う30代の時に老後を想定した家は買えない
子どもが独立した後には、老夫婦2人だけの暮らしが待ってします。
本来は1階に2人が暮らすスペースがあれば十分。なのにムダに広い家、ダイニングやリビングにわざと段差や階段。広い家にすればするほど掃除も大変ですし、修繕費や光熱費だって割高になりますよ。持ち家って思っている以上にお金がかかるものです。
老後の不安を解消するために家を買うのであれば、老後夫婦2人暮らしを想定してバリアフリーのコンパクトな家を買った方が絶対に良いはず。
でも、子どもがまだ小さかったりすると狭い家ではせっかくマイホームを買う意味がありませんよね?やっぱり、それなりの広さは欲しいし、必要になってきます。子供が中学生ぐらいになると、子供部屋も欲しいところですよね。
ヤスヤマ
子育て世代にはその世代の事情があり、好みもあり、時代の流れがあるもの。だから、みんなマイホームを購入するタイミングにおける価値観で家を買います。
そう!みんな「老後の住居が不安だから」という理由でマイホームを買うのに、老後の生活を考えてマイホーム選びはしないのです。
団塊世代が建てた郊外の坂の上に建つマイホーム
日本では戦後、人口増加によって住宅難が問題でした。そのため人びとは、郊外の山林を切り開いたりして、新興住宅街を造成していきました。
この新興住宅街は、普通のサラリーマンが求める夢のマイホームを叶えてくれたんですね。
○○台、とか、△△ケ丘、とかよく聞く地名です。
都心では手に入らない夢のマイホームを、通勤時間2時間も(!?)かけて通うような郊外の分譲地に、団塊世代はこぞって建てていきました。しかも、駅からも遠く、坂道です。駅から住宅街までバス便になる場合もけっこうあります。
でも、その当時はそれが当たり前。みんなそうだったんですね。それでも夢のマイホームでした。
団塊世代が定年退職した後=現在
そんな郊外の坂の上にマイホームを建てた団塊世代がリタイアに突入している現在、ちょっと事情が変わってきています。
子どもたちが巣立っていき、高齢化した夫婦が老後を暮らすには、この坂の上のマイホームはあまりにも不便だったんです。そのため、せっかく住宅ローンの返済が終わり、晴れて自分達のものとなったマイホームを売り出す人たちが増えているのを知っていますか?
ヤスヤマ
仕事もリタイアし、マイカーも手放そうかという高齢者世代にとって、
- 自宅が駅から遠い(場合によってはバス便)
- 駅からの帰路は坂道続き
- 周りは住宅ばかりで買い物にも不便
これでは生活がしにくくて、苦痛の種となっても仕方ありませんよね。。
こんな不便な家は一刻も早く売り払って、もっと便利なエリアの駅近マンションに移り住みたい!!
こんな声をよく聞きます。
しかも、周りは同じ時期に移り住んだ同世代が多く、街全体が高齢化してしまっています。周りのみんなも同じ状況です。誰が一番早くここから抜け出せるのか?みんな周りの様子を伺っています。
けど残念ながら、売りに出してもなかなか売れず、賃貸に出しても借り手はつかず。こんな風にどうにもならない住宅が日本中にゴロゴロあるんです。
他にもある老後は住めないマイホーム
マイホームを買う人のほとんどが「終の棲家」として、つまり永住志向で購入されていると思います。
けれども、30年後、40年後、50年後、自分たちの老後の事まできちんと考えて買われている人なんてほとんどいません。マイホームを購入される方の多くが30~40歳前後です。これからの20年間ぐらいの事は考えられても、それより後の生活のことなんて普通は考えられませんよね。
- 狭小地などで1階が駐車場でメインの居住スペースが2階以上の家
- 玄関前に階段がある家
こんな家を買われるお客様もまだまだいます。でも、その家老後は住めませんよ?分かって買っていますか?
本当に老後まで住みたいと考えるなら、車が無くても生活できる周辺環境で1階で居住スペースが完結している家か平屋かマンションしか無理です。←つまり、バリアフリーな家ってこと。
老後が心配だから買うマイホーム・・・まとめ
老後も安心して住める家って考えたことありましたか?
マイホームを購入する理由として「老後のために」と言われる人が多いのに、実は老後も安心して住める家を買われている人は少ないです。
あなたの自宅やご両親の実家は、これに当てはまったりしませんか?
私の実家は土地が狭く1階は駐車場と玄関のみ。リビングや居室は2,3階でした。
父が軽い脳梗塞のため階段の昇降に不安がでてきて住めなくなりましたよ。
ヤスヤマ
マイホーム買ったから、これで一生安泰!?
いえいえ、坂の上のマイホームでは役不足、かもしれませんよ。
だけど、多くの人がマイホームを買う30代の時に、老後を想定した家は買えませんよね。子育て世代の時に、夫婦2人暮らしなる老後の生活を想定してバリアフリーのコンパクトな家なんて買えませんよね。若い時には若い時の好みや事情で家を買いたいですよね。
じゃあやっぱり、結局30代で買うマイホームは老後の生活が始まる前に売却、という流れになる可能性が高い。だったら、30年後、35年後に売りに出せば買い手が見つかる、『底堅い需要』のあるエリアに買うべきではないですか?
マイホーム購入は慎重に、慎重に。
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ヤスヤマ
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